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足場工事は雨の日でも行える? 雨の日の足場工事の安全性は大丈夫?

2022/10/17コラム

最高品質の仮設足場を目指すOMOTENASHIです。今回の記事では雨の日に足場工事を行えるか、安全性は大丈夫なのかを紹介していきます。

足場工事は雨の日も行う?

基本的には雨の日にも行える

足場工事は雨の日にも行うことができます。ただし、工事を行うかどうかは現場責任者の判断によって決まります。豪雨などで安全性を確保できないときは工事を中断します。ですが、足場の仕事は工期を守ることが必須のため、多少降っている程度なら工事は普通に進みます。

労働安全衛生法上での基準 法律上足場工事を行ってはいけない場合も

労働安全衛生法には、「悪天候」として4つの基準が設けられています。

『強風』 ・・・10分間の平均風速が毎秒10m以上の風をいう

『大雨』 ・・・1回の降雨量が50mm以上の降雨をいう

『大雪』 ・・・1回の降雪量が25cm以上の降雪をいう

『中程度の地震』 ・・・震度階級4以上の地震をいう

これに基づき、労働安全衛生規則では、「悪天候」時には高さ2メートル以上の場所での作業を禁止するように定めています。このように基本的には雨の日であっても工事は行われますが、「悪天候」に該当するような過酷な天候では法的に作業が禁じられています。

 

雨の日も安全に気を付けて工事を行います

雨の日は普段よりも気を付けなくてはいけないことが増える

雨の日の工事は普段の工事以上に気を付けることが増えます。雨に濡れた足場は普段以上に滑りやすく危険です。また、作業時には雨具を着て作業をしなければならないので、要領が普段と違ってきます。さらに、気分が下がることで集中力が途切れるというケースもあります。そのため、普段以上に安全に対する配慮が必要になってきます。

雨の日の足場組立時に気を付けていること

足場の組み立て工事では重いものを運ぶための機械装置、ウインチや外壁と足場を固定するアンカーを設置する作業が不可欠です。これらは電動の機械であるため、基本的に水には弱いものになっています。雨の日は、普段以上に細かく丁寧にこれらの機械を扱う必要があり、こうした点でも雨の日の工事は気を付けることが多いです。

雨の日の足場解体時に気を付けていること

足場を解体する際は、アンカーがついていた部分を外して補修する作業を行います。この作業ではシーリングを行い、塗装やタイル貼りで補修を進めていきます。これらの作業を雨の日に行うと塗料が流れたりひび割れなどの劣化が発生するなど補修の品質が落ちる恐れがあります。そのため、雨の日に足場の解体作業をすることはなるべく避ける必要があります。

足場工事には雨だけでなく風の影響も

足場工事に悪影響を与える要素の一つは「風」です。足場はあくまで仮設物で、地面にしっかりと固定されていません。そのため、風があまりにも強いと足場が倒壊してしまう恐れがあります。足場が倒壊すると施工を行っていた家や隣家などに損害が生じる恐れがあります。強風が来るとわかっている場合は、足場の強度を高くしたり、控えを増やす、メッシュシートを畳むなど事前対策をしっかりと行いましょう。

 

リニューアル工事(補修工事)はできるだけ雨を避けたい

ここまで紹介してきた雨に関する注意点は普段OMOTENASHIが請け負っている補修工事に関することについてでした。補修工事は完成時のクオリティが重要ですから、できるだけ雨の日を避けて行いたいというのが実際のところです。

 

OMOTENASHIは安心安全の足場工事をお届けします

以上が、足場工事を雨の日に行う際の解説になります。悪天候に指定されない場合、基本的に雨でも足場工事が行えます。ただし、雨の中での作業は普段以上に気を付けるべきポイントがいくつもあり、風などの事前対策を行う必要があります。天気をしっかりとチェックし、細心の注意を払うことが安全な足場工事につながるのです。

OMOTENASHIは手直しなしの足場や手厚い保険、日々の管理者報告などで元請け会社様の工事をサポートします。足場仮設のことでお困りのことがあれば遠慮なくご連絡ください。誠意を持って対応させていただきます。

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