足場点検は毎日必須 足場組立後など注文者が義務付けられた点検についても紹介
2024/01/18コラム
足場を組む際、どれだけ安全性を確保したと感じても、毎日の足場点検を怠ることは大きなリスクとなります。点検を忘れたり、ざっくりと済ませていませんか?
この記事では、足場点検の必要性や注文者が義務付けられる点検の詳細について解説します。安全な作業環境のために、毎日の点検がどれほど重要かを知ることで、事故を未然に防ぐ一歩となるでしょう。
自身と周りの安全を守るため、この記事を参考にしてください。
足場点検は毎日行わなければいけない?
足場点検は毎日行う必要があります。詳しく解説していきます。
毎日の日常点検は事業者が行う必要がある
安全な作業環境の基本は、堅固な足場から。特に労働安全衛生規則は、墜落防止設備の確実な点検を強く求めています。
具体的には、作業開始前、悪天候後、そして足場の組み立てや一部解体、変更後の作業再開前に、丁寧な点検が必須となります。また、その点検と補修の結果は、記録し、一定期間保存することが求められています。このルーティンが、万が一の事故リスクを大幅に低減させるのです。
日々の点検は事業者の絶対的な義務であり、安全に対するコミットメントを表現する重要なアクションとなります。
2015年から注文者(元請け業者)も一部タイミングで点検が義務に
2015年の法改正がもたらした新しいルール。それは、注文者、すなわち元請け業者に対しても、足場点検の一部が義務付けられたというものです。
具体的には、悪天候後や、足場の組み立て、一部解体、変更後において、点検を実施し、その結果と補修の実施記録を保存することが必要とされています。これにより、元請け業者も事業者と同様に安全のパートナーとして協力的な役割を果たすことが強く求められるようになりました。
全体の作業の安全を保つために、関わる全ての立場からの確実な対応と責任が問われています。
足場点検は誰がどのタイミングで行う?
足場点検は、誰がどのタイミングで行うべきかについて解説していきます。
足場点検は誰がいつ行う?
足場作業の安全性を高めるためには、きちんとした点検が欠かせません。では、具体的に誰が、いつ、どの部分を点検するのでしょうか。
作業前には、その作業範囲内で行うべき点検を、足場事業者の職長が実施します。次に、組立、変更、一部解体後と悪天候後の2つのケースでは、足場事業者の職長と、発注を行った元請け事業主双方が、全範囲の点検を行う責任があります。特に注意が必要なのが、組立・変更・一部解体後と悪天候後における発注者の点検義務です。
点検は事業者と発注者の双方が連携し、それぞれが責任を持って実施する重要なプロセスとなります。
足場点検を担当するのに望ましい条件とは
点検の実施者は、ただ業務を行うだけでなく、その安全性を高める大きなキーパーソンです。ですから、その役割を果たすための一定の知識と経験が要求されます。
例えば、いくつかの資格がその能力の目安となります。「足場の組立て等作業主任者能力向上教育講習修了者」や「労働安全コンサルタント」、「仮設安全監理者」、そして「足場点検実務研修修了者」は、それぞれが持つ視点で足場の安全性を評価、保証します。
これらの資格を持つ者が点検を担当することで、更なる安全確保と事故防止に繋がります。
毎日行う足場点検の内容
毎日の足場点検が作業の安全を守る重要なステップです。では、具体的にどのような項目に目を配り、どの部分を注視すべきなのかを詳しく見ていきましょう。
まず始めに、作業床や手すり、筋交い、ネット、そして壁つなぎ等の各部材に注目します。これらが適切に固定され、傷や緩みがないかを念入りにチェックするのです。次に、足場の脚部が安定しているかを見ます。沈下や横滑りが起こっていないか確認し、万全の態勢で作業が進められるかを担保します。
そして、単に足場の物理的な安定性だけではなく、作業床上に工具や材料が適切に整理され、何も放置されていないかを見るのも大切なポイントです。無秩序な置き方は、作業の障害になるばかりでなく、風で飛ばされる危険性もあります。特に風の影響を受けやすいものについては、適切な位置に保管し、万が一の事態に備えることも大切です。
これらのチェックを通じて、足場での作業がより安全なものとなり、効率的な作業が可能になります。
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