タワマンの足場工事、住民の皆様に気持ちよく生活していただける業者選びが重要?
2022/05/11コラム
最高品質の仮設足場を目指すOMOTENASHIです。
長谷工コーポレーションの超高層マンション市場動向によれば、2020年の首都圏・近畿圏マンション市場においては、新型コロナウイルスの影響もあり、20階建て以上の超高層マンション新規供給戸数が前年比で、2割近く減少しているそうです。
その一方で、(株)不動産経済研究所の調査によると、2020年以降に完成予定の超高層マンションの数は、前年調査よりも、27棟8009戸増加していて、依然として建設・計画中の超高層マンションは高水準となっているそうです。
(出典:長谷工コーポレーション/超高層マンション市場動向)
このように、数が増えているタワーマンションですが、「マンション」であることには変わりないので、定期的な修繕や補修が必要になります。
今回は、タワーマンションの修繕に関して、注意すべきポイントや弊社OMOTENASHIが意識していることなどについてお話をしていきます。
タワマンの足場工事は工期が長い
高層マンションやタワマンの足場工事は工期が長くなりがちだと言われますが、どのようなポイントが原因になるのでしょうか?
戸数が多いので作業工数が多い
タワーマンションとはその名の通り階数が多く、一般的には20階建て以上のことを指します。場所によって40階建て以上のマンションもあります。
当然階数が増えれば増えるほど戸数も増えるので作業を工数が多くなってしまいます。
工期の目安としては、1フロアに1カ月程度費やすイメージです。30階建てなら30カ月=2年半ほどかかるイメージです。(複数階を同時に施工することが可能であれば工期はもっと短縮されるでしょう)。一般的なマンションの場合は4~6ヶ月ほどかかると言われていますので、比べてみるとあきらかに工期が長くなってしまいます。
ほかにも、大規模修繕工事の実施にあたって、生活している居住者の合意が必要になりますが、タワーマンションは小中規模マンションよりも世帯数が多いため、合意形成が難しいと言われています。
基本的に大規模修繕の実施にあたっては、居住者が普段の生活をしている中で工事が行われるので、工事中は様々な不便が生じるほか、莫大な工事費が必要になってしまいます。
さらにタワーマンションは、高層階と低層階で居住者の価値観に違いがあり、中でも低層階の一部の居住者から、工事の拒否や辞退をされるケースがあることも。
建てられた時代の最先端技術を使われていて特殊性がある
タワーマンションの足場工事が難しいポイントとして、タワーマンションには建築当時の最新技術が使われているので、補修方法や補修材料などの技術開発が必要というポイントです。
実際の建物を足場の上で補修をしなければいけない中で、適切かつコストパフォーマンスのよい工事方法や材料を新築時の最新技術に応じて対応していかなければいけません。
足場会社が入って作業する回数も多い
タワーマンションにおいて足場工事を行う場合は、一般的なマンションのように一度にすっぽりとマンションを覆うわけではなく少しずつずらしていくので、作業をする階数自体が多くなってしまいます。
高層マンションになればなるほど工事の難易度が難しくなる
タワーマンションの大規模修繕工事を行う上で最も大変とされる足場の計画や設置ですが、高層になれば高層になるほど、足場を含めた仮設計画の難易度が上がります。
小中規模マンションの大規模修繕は一般的に枠組足場と呼ばれる足場を設置することが多いのですが、30階以上クラスのタワーマンションになれば、軒高が90mを超えるため枠組足場は設置することができません。(枠組足場は20階程度のマンションなら設置ができますが、それ以上の階数になれば設置ができないとされています。)
ですので、タワーマンションの大規模修繕で設置される足場の種類としては
・ゴンドラ
・移動昇降式足場
が主に挙げられます。
ゴンドラとは、建物の屋上にゴンドラを設置して、吊り下げて作業を行うスタイルです。
移動昇降足場は、地上から建物に沿って鉄製のレールを設置して足場を組み立てて作業を行うスタイルです。工事がはじまれば、その進行に合わせて足場を昇降させながら作業を行っていきます。
タワーマンションでの大規模修繕では、上記2種類の足場が広く使われていますが、そもそも建物の形状が個性的なので、個々に足場計画を立てるひつようがあり、どうしても手間と時間がかかってしまいます。
住民の皆様に気持ちよく過ごしてもらうためには?
そんなタワーマンションの工事の中でも、住民の皆様に気持ちよく過ごしてもらうためにはどのようなことに注意するべきなのでしょうか?
業者選びが重要
まずは業者選びの段階で、住民の皆様が気持ちよく過ごせるように作業できる業者を選ぶことが何よりのポイントです。
例えば、芸能人や有名な方が住んでいる場合、じろじろ見てしまったり、表情が変わってしまったら不快に感じられてしまいます。節度のある作業員が足場工事をしてくれた方が、住民の皆様もオーナー様も安心できますよね。
それに伴い、住民の方への声かけなども、過度な大声で挨拶するなどではなく、マナーを守った対応をする必要があります。特に、高層階での作業は作業員がマンション内のエレベーターを使うこともあるので、住民の方と顔を合わせることがあるからです。マナーや挨拶は意外と盲点なので、社員教育にまでなかなか気が回らないものですが、弊社OMOTENASHIでは徹底したマナー教育を実施しています。
・安全のための声かけや通路での誘導も徹底して行う
住民の皆様が危険を感じることなく、安心安全に生活できるように先程の大声で挨拶をしないなどを踏まえて、適切な声かけをできるように意識をしています。
どんなに気を遣っていても、住民の方からすれば工期中はどうしても普段と異なるためストレスを感じやすいです。そんなストレスを、少しでも軽減してなるべく普段と変わらない生活をしてほしい、という思いでこのようなことにも意識を向けています。
基本的には、弊社OMOTENASHIでは無線を使用しているので、「職人間の声かけの声がうるさい」などのクレームにもつながりにくいです。
施工面のOMOTENASHIの強み
OMOTENASHIの強みは、先程お伝えした気遣いだけでなく、施工面にも及んでいます。
徹底した養生を行っている
修繕工事等では、作業を行う中で塗料が飛び散ってしまったり、はみ出したりしてしまわないように、あらかじめ養生を施すことが基本です。OMOTENASHIでは徹底してこの養生に気を遣っています。
資材の運搬は必ず2人で行う
資材の運搬を1人で行う場合、長い資材などの場合は方向を変える際に両端が振れてしまうことがあり危険です。OMOTENASHIではそういった部分にも注意して作業を行っております。
カーテンウォールで控えが取れないなどの場合はゴンドラを使用
資材を上げるスペースがないなどの場合も、ウィンチで引き上げることで安全な施工を行うことを意識しています。
壁つなぎが取れないような建物でも対応が可能です。
OMOTENASHIが志すのは、究極まで安全と安心を追求した仮設足場です。居住者様、歩行者の方々、現場の職人の皆様への配慮。高品質な仮設足場を突き詰めた結果、OMOTENASHIが誕生しました。
住民の皆様への配慮
周辺にお住いの住民の皆様や、建物利用者様への安全はもちろん、騒音への配慮、そして丁寧なごあいさつを徹底しております。関わる全ての皆様に気持ちよくお過ごしいただくことを最優先に行動いたします。
職人の方々へバトンをつなぐ
仮設足場の品質が、その後の職人の皆様の働きやすさを大きく左右します。関わる職人の皆様が安全かつ気持ちよく作業できる足場工事を行います。
元請け会社様に安心していただく
忙しい現場担当者様が安心して任せられるよう、現場の自主管理、報告を徹底しております。住民の皆様、職人の皆様への安心・安全に配慮することで、元請け会社様の安心へとつなげます。
OMOTENASHIは
- 仕事に誇りと愛情を持ち、人にやさしい仕事をする。
- 笑顔と感謝あふれる現場を作ります。
を心がけて、さらによりよい仮設足場を目指して努めてまいります。
足場仮設のことでお困りのことがあれば遠慮なくご連絡ください。誠意を持って対応させていただきます。
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